いつでも前を向いて。

神宮寺勇太くんとKing&Prince、ときどき超特急。

坂本くんという綺麗な海に頭からダイブしました。

 

 

V6のコンサートに初めて連れて行かれた友達Bがこう言った。

「V6は沼なんかじゃない、めちゃくちゃ綺麗な海」

(勝手に引用したごめん)

 

 

 

時は10月、約2ヶ月前にさかのぼる。

私は突然「V6」というコンテンツに出会った。

きっかけはほんの些細なことだったのは覚えている。

 

「本家のスパノバすごいから。見る?」

『え、見たい』

 

 少クラでのトラジャのスパノバを見た後、この友達Aの誘いにのったのが最後だった。

 

友達Aが見せてくれたのはセクバニコンのスパノバ。軽率に再生を始める。

 

 

……2番のサビで三途の川が見えた。

センステに6本のポールが現れた時、「これ邪魔じゃない?」とか言った自分を殴りたい。

カッコいいとかエロいとかそういう表現よりも“色気” 。色気がすごい。ダダ漏れてる。

私が見てきたジャニーズにカッコよさやエロさを感じたことはあったけれども、色気を感じたのは初めてで、衝撃を受けた。

「あんぐりと口を開けて驚く」なんて表現、日常で使うことなんてさらさらないと思っていたけれど、私の驚きようがまさにそれだった。……らしい。すごい顔してたよって後から友達Aに言われた(笑)

 

それから息つく暇もなくアニバコンを再生するのだが、目に見えて坂本くんという深みにはまっていくのであった。

 

 序盤の私、
「坂本くんの歌声好き!!」

中盤の私、
「坂本くんカッコいい……」

終盤の私、
「坂本くんにこんな笑顔で手振られたらおちるよ?!」

 

 友達Aには「坂本くんなの?!」と驚かれたが、1番驚いたのはまぎれもない自分だった。坂本くんは私のちょうど2周り上、母親と同い年である。まさか一般的に“おじさん”と呼ばれる年齢の人を好きになるなんて……

 

アニバコンはなんと言ってもAirの演出が憎い。

大サビ前の一瞬の静寂の中、降り注ぐ光の先に赤いバラの花束を持って現れた坂本くんを見てドキドキしたのを今でも鮮明に思い出せる。コンサートを見て感嘆の声を漏らしたのは初めてだったかもしれない。

 

 

この鑑賞会の日以来、友達AからV6の音源や動画が大量に送られてきた。それらを片っ端から聴いたし、片っ端から見た。そこで私は気づいてしまった。

 

V6さん可愛い(おじさんなのに)(おい)

 

 

 

そう思っていた矢先、友達AからあるLINEが届く。

「V6のツアー行く?」

 行く?行きたい!そんなノリでいけるのか?とは思ったが、少し前に友達Bが行って絶賛していたのを思い出した。「V6は沼なんかじゃない、めちゃくちゃ綺麗な海」という名言(?)を残したほどだ。しかもV6は毎年コンサートをするわけではない。それを知った私は「行きたい」即答していた。行くしかないと本能的に思ったのだと思う(大げさ)。

 

数日後にご縁があり、横浜アリーナ公演に行けることが決まった。事が上手く運びすぎている。

  

それからはとりあえずコンサートのセトリにある曲を詰め込み学習した。コンサート前日にはThe ONES収録曲のMVが入ったディスクを見ておくことを勧められ、借りてひたすら見た。

 

 

 

そして当日、10月17日を迎える。

坂本くんという深みにはまってちょうど1週間が経った日だった(マジかよ)。

アホみたいに浮つきながら会場に向かったのを覚えている。気分的には初デートに向かう人のそれ(?)だったように思う。落ち着いてほしい(他人事)。

 

会場に着いて割とすぐに中に入った(立ち見席だったので)。セットのシンプルさに驚く。

始まるまでの数十分、すごく緊張していたように思う。ずっとそわそわしていた。 

 

程なくしてコンサートが始まり、あっという間に終わったのだが、コンサート中に事件が起こった。

 

Answerがヤバイ。

 

冒頭、坂本くんがスポットライトで照らされて現れた時、思わず「ヒィッ」という声を上げたような気がする。目を見開きながら口に手を当てて固まった。坂本くんのあまりのかっこよさに言葉も出なければ動くこともできなかった。

横浜アリーナの帝王、まさにその名がふさわしいような坂本くんに私の心は全て奪われた。

 

あの一瞬で坂本くんという綺麗な海に突き落とされて頭からダイブしたのだ。

 

それからはほとんど坂本くんしか見た記憶がない。元々、自担ロックオンタイプである私が6人を満遍なく見るなんて最初から無理な話だったのだが。

 

特に坂本くん……(頭抱)となりながら見た場面がいくつかあったのだが、ひとつ目は会って話をである。

まず衣装が王子様のようで、リアル王子様降臨したと思った。あの衣装を着せた人天才。

ハンガーにかかった服を女性に見立てていたのだろうが、坂本くんは冒頭で服をハンガーから落っことした。え、何この残念な感じ。可愛い。可愛い…… 曲終わりに結局ハンガーに戻せなかった服をラックに無造作にバサッと被せていったのはなんか笑ってしまった(笑)

 

その後、王子様衣装のままアリトロに乗っていた坂本くん。これがまぁロイヤル… 割と渋めな顔をしてることが多いなと思っていたのだが、客席に向かって手を振る坂本くんの笑顔はそれはそれは眩しくて、慈悲深くて… どこの国の貴公子かと思った。本当にロイヤル。あんな笑顔で手振られて落ちない人がいるのか、いやいない(確信)。

 

ふたつ目はSexy.Honey.Bunny!

私が入った公演以前はスタトロで「Sexy!」をやっていたようで、友達からもしかしたら見えないかもしれないと言われていた。ところがどっこい、まさかのアリトロ。しかも見える場所で待機し始める。え、モニター見る?双眼鏡構える?どうしよう?!となっていた(落ち着いて)。
結局双眼鏡を構えて見て、無事(?)崩れ落ちた。3年前、自担がセクバニを歌った時とはわけが違う。私の知っているセクバニではなかった。大人だった……Sexyだった……(こちらが本家)

 

あと、坂本くん……(頭抱)ではなく坂本くん?!となりながら見たところがひとつあって。MUSIC FOR THE PEOPLEなんですけど。カミセンをまたぐ振りのところで坂本くんの股下3kmあると確信した。嘘だと思うなら見てほしい。本当に3kmある(真面目)。

 

コンサートが終わって一言目に私が発した言葉は

「坂本くんて王子様なの?!」

だった。友達Aが爆笑したのは言うまでもない。

 

もちろんコンサートは全て素敵だったし、V6の6人ともかっこよくて素晴らしかったのは言うまでもないが、坂本くんについての記憶がほぼ大半を占めていた。嗚呼坂本くん。

 

坂本くんを見ていて1つだけ癖に気づいた。イヤモニを触る癖。自担であるPrinceの神宮寺くんと同じ癖である。好きな人の癖すら好きになる傾向があるので、自担と同じ癖を見つけてしまい軽率に好き…と思ってしまった。

 

 

 

コンサート後、ミッションV6の動画を見たり、毎週金曜日のOne Dishを録画したり、友達から色んな動画や映像を見せてもらったりして、さらに坂本くんという綺麗な海に沈んでいる。

 

坂本くんって料理ができるし絵も字も上手い、ダンスも歌もピカイチなのに、どこか天然で不憫でいじられキャラだと知って私は頭を抱えた。かわいそうで可愛い… 深みにはまるしかない。

 

 

そして先月、FCに入会した(軽率)。誕生日動画がどうしても見たくて、友達Aの勧めもありPay-easyPay-easyって本当にPayがeasyだから困る(?)

友達Bには「V6のFC入ったら笑ってください」と言っていたのだが、ネタだと思っていたらしく、「本当に入ると思わなかった(笑)」と笑われた。私が「笑ってください」と言ったときは大体本気だったりする(暴露)。

 

 

そういったわけで坂本くんに出会ってから、時折コンサートのことや映像でのことを思い出して顔をほころばせている。しっかりして欲しい(他人事)。

友達と会ったり、LINEをしたりしていると必ず「坂本くん」と言ってしまうのでそろそろウザがられていないか不安である。

 

といった具合で坂本くんにどっぷり浸かる日々を送っている。

私の自担はPrinceの神宮寺勇太くんであるが、プリンスホテル公演が外れたり、その他諸々あって気分的にすんっとしていた。しかし坂本くんのおかげで(?)プラマイゼロ、むしろプラスになっている。坂本くんは救世主。

 

あの日コンサートに行っていなかったら、こうはなっていない気がする。連れて行ってくれて本当にありがとう。V6を、坂本くんを、好きになれて本当によかった。

 

 

 

ということで(?)最後にこの言葉で締めようと思う。

 

「坂本くんは綺麗で深い海」